久々にズギュン!とくる名著。
『書いて生きていく
プロ文章論』 上阪徹 著
プロのライターのみならず、
ブログやTwitterなど、文章スキルをあげたい人に向けた本。
いわゆるノウハウ本を…と依頼されたそうですが、
書いてあるのは文章を書くにあたっての心構え!!
すごく、私の欲しい情報でした!!
私、文章めちゃくちゃ苦手意識がありまして。。。
でも、伝わる文章を書けるようになりたいと、人並以上に思ってまして。。。
印象的だったのは、
相場観を意識なさい
というくだり。
相場観とは、
読者の知識と知りたい欲求の相場。
この文の読者となる人は、
どのレベルでこのテーマのことを知っているのか?
▶ある程度知っているのか?
▶興味はあるけど、
詳しくは知らないのか?
▶常識レベルのことなのか?
▶まったく何も知らない状態なのか?
▶実は知られていないけれど、
知ったらとてもお得感を感じる
ことなのか?
知ってる量や、知りたい欲求の強さにより、
情報をえたときの反応……
ふーん
そんなの知ってるよ
へぇ、そうだったんだ!
もうええわ
うっわ、これはニュースやわ!
などと、反応が変わります。
だから、誰に伝えるかっていう想定と、何をという題材、そこからの伝え方が
めちゃくちゃ大事というわけですよね!
これを読んでくださっているのは、
おそらく私を直接ご存知の方が
今はほとんどと思います。
私も皆さん一人ひとりの顔を思い浮かべながら、
ここで文章を書いています。
まだまだうまいとは言えないと思いますが、
何を伝えたいのか
は明確にしようとしています。
時には意外なことも
時には華麗に
書きますよってに。
では、
また明日!