2011年11月14日月曜日

文の相場観

久々にズギュン!とくる名著。



『書いて生きていく
プロ文章論』 上阪徹 著


プロのライターのみならず、
ブログやTwitterなど、文章スキルをあげたい人に向けた本。

いわゆるノウハウ本を…と依頼されたそうですが、
書いてあるのは文章を書くにあたっての心構え!!


すごく、私の欲しい情報でした!!

私、文章めちゃくちゃ苦手意識がありまして。。。

でも、伝わる文章を書けるようになりたいと、人並以上に思ってまして。。。



印象的だったのは、

相場観を意識なさい

というくだり。


相場観とは、
読者の知識と知りたい欲求の相場。


この文の読者となる人は、
どのレベルでこのテーマのことを知っているのか?

▶ある程度知っているのか?

▶興味はあるけど、
詳しくは知らないのか?

▶常識レベルのことなのか?

▶まったく何も知らない状態なのか?

▶実は知られていないけれど、
知ったらとてもお得感を感じる
ことなのか?


知ってる量や、知りたい欲求の強さにより、
情報をえたときの反応……


ふーん



そんなの知ってるよ



へぇ、そうだったんだ!



もうええわ



うっわ、これはニュースやわ!



などと、反応が変わります。


だから、誰に伝えるかっていう想定と、何をという題材、そこからの伝え方が

めちゃくちゃ大事というわけですよね!


これを読んでくださっているのは、
おそらく私を直接ご存知の方が
今はほとんどと思います。

私も皆さん一人ひとりの顔を思い浮かべながら、

ここで文章を書いています。

まだまだうまいとは言えないと思いますが、
何を伝えたいのか
は明確にしようとしています。

時には意外なことも
時には華麗に
書きますよってに。


では、
また明日!