2011年11月20日日曜日

一万円分の雑誌から百万円の価値を

今日、たくさん雑誌を買った。

以下、メモ書きまでに気づいたことを。

◎写真
・若い人×逆光×カメラ目線→未来への可能性、若さ。

・意図的なブレ→生きてる!って感じ。

・楽屋でしゃべる→本音。

・モノクロ、カメラ目線、毛穴まで見えそうな感じ→プロ、アスリートの自信を感じる



◎デザイン
・読みたい記事は文字だらけでも、読む。(女優のインタビューより)

・見出し。ポイント数が小さくても、じゅうぶんな空きと太さがあれば目立つ。

・アーカイブ、追悼→黒ベタにモノクロ写真(スティーブジョブズの追悼記事より)

・平体をかねた和文→アカデミック。


・サングラスに文字のせ

・写真がいいと文字は墨だけでいい

・たてに入れるショルダー

・アイコン写真の顔は一センチ四方未満でイイ


◎コピー
・?で終わる→新しいテクノロジーなどの紹介に適。

・タイトルを英語にしてデザインで繋ぐ


なんか今はあまりジャンプ率をつけない自然な感じの紙面が多いですね。
マイルド。

あと関係ないけど自然派のお酒がきてますよね。ビオワインとか、地酒とか。地産地消。地方活性化。

あと買ったやつ二冊に偶然にも伊勢谷友介さんが出ていてすごく幸せになりました。

うーん。
発見がいっぱい。
まだまだだ。

2011年11月17日木曜日

社内報って、いいですよ。

今日は新規のお客さまのところへ訪問し、社内報と社内コミュニケーションのコンサルティングをしてきました。

超有名な美容のメーカー様で、ザ・憧れの存在。

今回は、お預りしていた社内報を分析して、これをどう良くすればこの企業の売り上げが上がるのかを考えながら、そのために必要なコミュニケーションを生み出す情報の内容とか伝え方を、仮説をぶつけながら明確化していきました。

ブランドに愛着を持って、
こんなふうになりたい!と目標が見つけられて、
DNAに共感できて、
会社を誇りに思えるような、、、

と、いろんなことが、社内報でできます。


企業は一般的に200〜300名規模になると、社内報を作ることを検討しだします。

ひとりのトップの影響力が自然と発揮されるのは100名規模くらいまでです。

社内の情報を集めて編集、デザインして届ける。
それをやるには、すごーく高度な、一般化されていない知識がないと、とっても難しい。
素人が、編集するようなものですからね。



実はものすごい経営ツールなんだけども、寝るまえにぱらっと開いて明日もがんばろ、と思えるような社内報を作りたいな。


最近やっと社内報の良さすごさがわかってきたなぁ。

ちょっとまえまでは小っ恥ずかしかったけど。

2011年11月16日水曜日

最低だった自分

突然ですが、聞きます?




私のかつてないどん底経験。



今これにすごい感謝している、
という話。





さかのぼること、半年。

私は、仕事が嫌で、自分のやりたいこともやれなくて、会社にも行きたくないし、朝がくるのが怖い状態になっていました。

当然仕事はできないし、手抜きが隠し切れずミスは連発。
たまに嘘ついたりごまかしたり。
スケジュールも把握できてなかったから、いつも依頼は“大至急”。


部屋もきたなかったし、ストレスで過眠症もひどくなったなぁ。
つい最近まで、目が覚めるちょっと怪しい薬のんでました。


ひどいときは、報告漏れからの取り返しのつかないミスで、会社を危機に陥らせたこともあったし、

やりますと言った約束が守れなくて、後輩の前で泣いて土下座ついたこともあった。
詰める上司からの内線電話に、悔しくて電話口で号泣したりもしたな。


まー、
いわゆる、最低の自分だったわけですよ!!


原因はすべて自分にありましたが、詳しくはまた次に。



まぁ、取り返しのつかないミスを機にやっと、自分のだめなところ、不安なところ全てさらけ出して、

感謝の気持ちを持って、
リセットして、色々気づけるようになって、自信もついてきて、ちょっと楽しくなってきて、今に至るのですが…。


※今は心身ともに元気です!

私の顔を見たらボケ栗田と詰めていた上司も、最近ええな!と言ってくれるほどに行動や考え方が良くなったり、

お客様からお褒めいただくことも増えたりした。

第一毎日が楽しくなった♬


言いたかったのは、どんな悩みも、逃げずにごまかさずにたち向かえば、必ずきっと今よりは良くなるということです。

悩みの真っ只中の私は、
いつこの暗闇から抜け出せるんだろう?
なんで自分はこうなっちゃったんだろう?

ってことばかり考えてました。


今では当時の自分が想像できなかったいい状態にきています。


最低だった自分の思考回路、行動パターン、当時の心の声、全部今はありがたい。
昔は分からなかった、ツラい人、弱い人の気持ちが手に取るようにわかるもの。





あとは成果を出すだけ…!



というのも今、身の回りに悩んでいる人が多いのと、新しく後輩がつくことになったので、気持ち整理するためにもこんな記事を書きました。


もちょっと、整理してまた書きますね。

ではではー!


※写真
回復期の私

2011年11月14日月曜日

文の相場観

久々にズギュン!とくる名著。



『書いて生きていく
プロ文章論』 上阪徹 著


プロのライターのみならず、
ブログやTwitterなど、文章スキルをあげたい人に向けた本。

いわゆるノウハウ本を…と依頼されたそうですが、
書いてあるのは文章を書くにあたっての心構え!!


すごく、私の欲しい情報でした!!

私、文章めちゃくちゃ苦手意識がありまして。。。

でも、伝わる文章を書けるようになりたいと、人並以上に思ってまして。。。



印象的だったのは、

相場観を意識なさい

というくだり。


相場観とは、
読者の知識と知りたい欲求の相場。


この文の読者となる人は、
どのレベルでこのテーマのことを知っているのか?

▶ある程度知っているのか?

▶興味はあるけど、
詳しくは知らないのか?

▶常識レベルのことなのか?

▶まったく何も知らない状態なのか?

▶実は知られていないけれど、
知ったらとてもお得感を感じる
ことなのか?


知ってる量や、知りたい欲求の強さにより、
情報をえたときの反応……


ふーん



そんなの知ってるよ



へぇ、そうだったんだ!



もうええわ



うっわ、これはニュースやわ!



などと、反応が変わります。


だから、誰に伝えるかっていう想定と、何をという題材、そこからの伝え方が

めちゃくちゃ大事というわけですよね!


これを読んでくださっているのは、
おそらく私を直接ご存知の方が
今はほとんどと思います。

私も皆さん一人ひとりの顔を思い浮かべながら、

ここで文章を書いています。

まだまだうまいとは言えないと思いますが、
何を伝えたいのか
は明確にしようとしています。

時には意外なことも
時には華麗に
書きますよってに。


では、
また明日!


11/12 宮城県名取市にて

更新できてませんでした。。

週末は、クライアントが運営する店舗&工場のオープン祝いに、本部長と宮城県名取市へ!

私は生まれて初めて東北を訪れます。

印象的だったのは、名取の職場に勤める方でさえも、
震災が過去のもののような感覚だ、とお聞きしたこと。


やはり、流れてしまった街とそうでない街は感覚が違うんですよね。。

行きは、本部長のお兄さん(仙台市内在住)にお迎えに来ていただいたのですが、その方も震災の被害のことをたんたんとお話しされていて。


仕事のあと、沿岸部や空港に行きたかったんですが、時間が押してしまって暗くなってきたので断念しました。

少なくとも、私が足を運んだところは“フツーの街”。びっくりするくらい。

でもこれも、行ってみなきゃ分からないこと。
“フツー”に見える町、人たちに会えたのもいい経験でした。



ちなみに、帰りに利久の牛たんをいただきました★
これもその土地にしかない味!
地元の方も皆がオススメするだけあって、ほんとーーーに美味しかったし、お得でした!
なぜかビールは三ツ矢サイダーの味がしましたが!




2011年11月10日木曜日

壮大な自己満足

今日は、空港の施設担当の部長にインタビューをして、リニューアルした羽田空港の秘密をたくさん聞いてきた。

羽田空港第一ターミナルは昨日、大がかりなリニューアルが完了して、それを社内報で取り上げるためだ。


コンセプトは、
羽田空港のユーザーの多くがビジネスマン、空港は様々な“巷”が集まる場所、とのことで
使う人が日本らしさを感じて誇らしくなり、元気になるパワースポットのような場所にしたいと思ってつくったらしい。

部長の話は日本の歴史や文化、哲学に根付いていて、話しててめちゃめちゃ面白かった。

必死になって、
つまりこういうことですか?
○○というのは、××という意図だと思いますがいかがですか?
と合いの手を打って、話を広げた。


印象的だったのは、空港を日本家屋やミュージアムに見たてていると言われたところ。

明かりは自然光、
異例のダークブラウンの床、
6つの巨大な屏風があり、
壁は障子やカーテンを模しています。

陰影礼賛、禅、おもてなしの精神で空港が作られてるなんて。
やっぱり、侘び寂びは、私たちの共通マインドなのかしらと思ったり。


もっと日本のことを知らないといけないな、と思わされたし、意図やこだわりを持って創ったものは、見る人を唸らせる物をもっとるなぁ・・・!と感じた。
例えそれが自己満とか独りよがりといわれてもいい。
リーダーの壮大な自己満がないと、出来上がったものは何の変哲もないどこにでもあるようなものだろうし。
これはうちらの仕事にも何にでも言えますよね。


それをやるためには、とにかく四六時中考えること!

お客様はどんな人?
羽田空港をどうしたい?
どんな気分になってほしい?
何を価値にしたい?
部長の話し言葉からたくさんの自問自答が見えた



すごい良い日だった。


2011年11月9日水曜日

新しいことをやるパワー

コミュニケーションディレクターの森本千絵さんは、毎日欠かさず日記をかいているそうです。

しかも、新聞紙へのコラージュで。

毛糸を貼ったり上下違う朝刊をはっつけたり、とにかく感じるままにその日の自分を表現している。

東日本大震災後から始めたそうだ。

どんなにしんどくても。誰に言われるでもなくやっている。

忘れられないものを、毎日作ろうと思ってやっているのだそう。


こんな成功してる人が、まだまだやんの?とガーンとなった。




新しいことをやるにはいろんな余裕とパワーが必要だ。
そしてそれで結果を出していくには継続しなくちゃいけない。
やり続けることにも、意味がある。




新卒を採ることも、新たな事業への挑戦も、森本さんのような習慣作りも、継続してこそだと思う。

やってみました。
あ、一回だけ。

って、誰でもできる。
全然説得力ない。

やってみよう!
とおもってすぐやる瞬発力を否定するわけじゃないけど。


できないできないといって動けない人はたくさんいるけど、一言でいえばそれはハナからやる気がないのか逃げているだけなんだ。

できないことなんて、ない。


と、森本千絵さんの記事と、メイクアップアーティストRUMIKOさんの本を読み、がんばっている後輩や今日の社長とのミーティングから考えました。

めちゃめちゃ抽象的ですが、これが今日感じたことです。

私はこのブログ、しょーもなくても毎日続けようと思います。

2011年11月7日月曜日

採用の手助けということ

この夏以来、昨年は中止していたけども2013年度から新卒採用を再開するということで、そのコンセプトメイクやツールを作成するお仕事が立て続けに何本も指名で入っています。


かつてお付き合いした企業がまた新卒採用を始めるということと、
また自分を指名してくれることにダブルで嬉しくなる。


採用スタートっつってもいろいろあって、
予算減からこれまでと大幅にブランディング方法なりコンセプトを変えざるをえないクライアントから、

やり方はほぼ変えずツールのメンテナンスのみ依頼されるクライアントまで様々。


その中の一社は、採用のスタンスから大幅に見直しという依頼やった。

なんと採用活動そのものをコンサル&必要なツール(入社案内とか)は制作してほしいとのこと。

そのクライアント、もともとは学生に打ち出すキーワードのご相談のみでしたが、話していくうちに、キーワード、そしてパンフやビジュアルの話だけでは収まらなくなって、当然のように

説明会で何を伝えるべきか?

とか、

どんな人物をターゲットにするべきか?

とか、

競合の打ち出し方、グループ内での立ち位置、採用担当者の言葉遣い、社長をどう登場させるか?

などなど、本質的なところに
話は及んでいったわけですよ…。

というか、そうするのが当たり前なんですが、業務に追われてたり本質から逃げてると、単純なデザインとか印刷の仕事で満足してしまうんですよね。

※…私もそうでした……。



先方とはかれこれ5年の付き合いで、メインの担当者さんはめちゃめちゃできる課長。若手の担当者さんに本格的に採用担当をバトンタッチということで、その方の意見を引き出し、汲み取り、表現することがかなりキモでした。


わたしも採用担当をやるからわかるんやけど、自分の腹に落ちないものは絶対使いたくないんですよ。

だから、クライアントと、サポーターであるわたしとの間で、
お互い納得いくように、誤解がないように、

つまり、こういうことですよね?

とか、

〜ということは、AとBだったらAということでしょうか?

とか、コミュニケーションを緻密に重ねていき、やっと今日!採用のコンセプトと、ウェブの見せ方、コミュニケーションツールのコンセプトが決まった!!!


詳しくはまだ出せないですが、これはおもしろいことになりそうです☆


このプロジェクトで思ったのは、やっぱり相手となるべく同じ立場に立つことがめちゃめちゃ大事やってこと。

いや〜、採用担当やってなかったら思いつかないことばかり。

うちの採用担当リーダーにもナイスアドバイスもらえたしなぁ。

採用ってほんまめちゃめちゃ大事やで、ありがたいよなぁ…。



午後はまた全然別の企業の採用パンフレットの取材撮影!

これは主に1人で行いました。
これも学生や採用担当者の立場にたって、

何をここで伝えたらなあかんか?

来年、これが配られる頃の学生やったらどんな情報がほしいか?

この企業だからこそ言えること、
言えるトーンはどんなんか?

表情は?

ポーズは?

写真はカラーがええの?
モノクロ?


頭フル回転ですよ…。

もう数社、サービス業の採用支援、
やりたいな〜。
めちゃめちゃ勉強になるもん!


というわけで終了!

まだ描かないといけない長編のラフが二つありますので、ここらへんで!



ほなほな、
また明日!


写真は暑い暑い品川にて。

明日から寒いらしいすね〜!
みなさーん、
気をつけて〜!

11/5 FNO JAPAN☆同じ気持ちと場をもつパワー

米国版VOGUEのアナ・ウインター編集長の呼びかけで3年前に始まった「ファッションズ・ナイト・アウト」(FNO)。

11月5日の土曜日、表参道・青山・原宿で開催され、御多分に洩れず行ってきました!

震災復興支援、ファッション振興、経済活性化のため、世界各国の「ヴォーグ」編集長や、著名デザイナーたちがこの場に集結しました。

私は前日までの疲れから、ラスト三時間くらいしか行けず、マドモアゼル・ユリアからVERBALへと繋ぐ異様な盛り上がりのDJブースと、エンディングセレモニーのみ。
でしたが、ファッションが好き、買い物が好き!の思いのもと集結した人々の“思いは一つ”という雰囲気、一体感はその場にいて初めて味わえるものだったと思います。
私はうかつにも1人で行ってしまったのですが、近くにいる人に今日限りは話しかけちゃってもオッケーな雰囲気が流れていました。ここ東京で、そんな気持ちになったのはクラブかフェスくらいです。
行くことそのものを目的にしていたので、早くも私は目的は達成されたのですが、エンディングセレモニー待ちの間フラリと立ち寄ったDJブースで思いの外テンションが上がってしまい1人だったにもかかわらずめちゃめちゃ踊ってしまいました。しかし、運悪くデート中の後輩も近くのフロアに!特に気にせず踊ってましたが、近くのパーティーピープルと友達になっておくべきだったなと後で思いました。

私が普段の仕事でお客様に提供しているものって、今はWebとか冊子なんですが、あくまでそれはツールなんですよね。人のコミュニケーションから関係作りをいかにやるかって視点でもの作っていきたい。そして、最近はそこに意識がちゃんと向くようにやっとなってきた。

最後に、このイベントを企画、実行してくださった関係各位の皆様に感謝申し上げます!
特にアナ様!


そして来年私とFNO行ってくださる方、今から募集致しますです。

2011年11月3日木曜日

ありがとうPS!

雑誌、PSの、
最終号が発売されました。

いつもは買わないけど、
昨日帰り道のコンビニで
でかでかとロゴが配されたこの本をみて、
即買いを決めちゃった。

わっ、もう会えないんだって。

引退前のベストアルバムみたいっすね。


思いを馳せると、

2002年の創刊から、
東京発の
ミックスカジュアルを
発信してきたPS。

迷走し消えて行く雑誌が多い中、
この雑誌は
提案したいものが明確でした。


好きなブランドのアイテムが
買えるようになり、
トレンドを落とし込みながら
自分のスタイルを
確立させていきたい

大学生〜社会人ビギナーの
女の子にとっての
格好の教材だったなぁ…


と、ガチ読者世代の
あたしとしては、感じてます!


カルチャーページや
ゲストの層も熱くて、
丁寧に悩みながら
編集した結晶だなぁと
感じてました。


創刊は、2002年4月!
---私の大学入学と
同じタイミングなんですね。。

中島美嘉ちゃんの表紙と
TOKYO PRETTY STYLEのコピーに、
新しい時代がきたーー!

って感じがしましたよ。

---今活かすなら、
創刊とかリニューアルの時は、
表紙で大胆に主張すべし
ってことですね。


当時のショルダーは


『自分らしさを見つける!』カジュアル・ファッション誌。
まさにそう…。(先述)


この最終号、
中身も参考になります。

特集のロングインタビューが、その人も一緒に企画した場所で行われてて、
みんなで作ってきた雑誌なんやっていうスタンスが伝わったり

十年間のファッショントレンドをざっくり3つの期に分けて、この時代はこうだった、今につながるこういう動きがあった、と振り返ってPSがやってきたことをアーカイブしたり。


その他もいろんな形で、
読者に感謝が伝えられてる。
あーこの人たち、
ほんとにこの本が好きだったんだなと
作り手目線で感じます。

PS編集部さん、
アートディレクションとデザインをした
パイクデザインオフィスさん、
ありがとうという気持ちであふれます。


さて
また一つの時代に
区切りがついたわけですね。

この雑誌が追いかけた、
女の子のリアルなブームは
今限りなく
インターネットや
ソーシャルメディアの世界で
この瞬間も生まれ、
解釈され、アレンジされています。
(特にストリート)

すぐ知りたい、
即時性が求められる情報はウェブへ。

考察、編集されてから知っても
価値がある情報は、
紙などの時間がかかるメディアへ。

情報を素材とはよく言ったもんですが、
食べ物も情報も、
適した調理方法と提供チャネルがある。

(うどんを例にたとえる。

チェーンのセルフうどん屋で売るのか、
高級料亭に出すのか、
はたまた加工して冷凍うどんとして流通させるのかとか。全部顧客の像やニーズは違う)

食のチャネルの様に、より
適材適所に収まることが
可能になった今。

あったものがなくなるのは悲しいけど、
これはポジティブなメッセージだと思う。

女性のストリートファッションとカルチャーには、
明らかに月刊の雑誌とは違う発信方法が世の中から求められているということ。


この休刊、とっても勉強になりました。
ありがとうございました。

2011年11月2日水曜日

築地◎銀座◎新橋◎てくてく歩きの収穫◎

さっきまで作ってたのに、内容が消えてしまいました…。

ブログあるある。

悲しいマジな話。


要点だけお伝えすると、

・まちからまちへと歩くことで、まちのらしさと、まちの境目に気づける。

築地らしさは寿司屋と魚の匂い。
銀座らしさは規則性ある街並みと、店の持つ一流、メジャー感。ここが日本の商業の原点で中心と思わせてくれるコアな感じ。
新橋らしさは、やっぱりサラリーマン。ビジネスマンのイメージの持つ厳しさがちょっと抜けた、古き良き日本の風情が残った、サラリーマン。

境目は、おもしろくもその二つの要素が組み合わさってて、

築地と銀座の間の東銀座は、歌舞伎座とか演舞場に代表されるように、江戸と近代が交わる場。

銀座と新橋の間の首都高高架下あたりは、観光客とビジネスマン・非日常と日常・高揚感と冷静さ・そぞろ歩きとしゃかしゃか早歩きが交わる場。


それでいうと地理によって人の気質は変わって当たり前だし、国民性や県民性よりもっとミクロな、拠点性っていうのもあって必然。企業とか店舗がどこに構えるかって、めちゃめちゃその組織の性格を表すと思う。

そんな視点も加えて、企業やひととコミュニケーションを取ろうと思いました。




うー、最近寝不足だなぁ。
はやく寝ないと。


では、
また明日!

2011年11月1日火曜日

スピードを高めること

こんばんは!

遅くなってしまいましたが、習慣を止めるわけにはいかないので、書きます。

今日は、スピードを高めることについて。

これまで、誰に何度言われてもピンと(たぶん)きていなかったことが、
ちょっとだけわかってきた。

それは、レスポンスを早めること。

今、あるお客様の新規事業のサポートをしています。
事業をはじめるにあたって必要なツールを作っているところ。

そのお客様のスピード感、めちゃくちゃ速い。

夕方聞いてきたことを、夜打ち合わせ、明日の朝に出すとか、


普段なら一日かかるコピーを、自分でその場で三案くらい考えて、即座に出すとか、


打ち合わせの場でラフ何回も描いて描いて、
その通りに翌日デザインして即戻しをいただくとか、

そんな感じ。

その担当の方とははじめての仕事ということもあり、私もリーダーも、いつも以上に即レスポンスで対応している。

それが功を奏したのか、ついでにこれも、そして次のあれも…という感じに、お願いしていただくものが増えている。

一見大変そうだけど、
スピード対応とともに、先読みで先手を打つことで、結果、自分らも楽になる。


仕事がたまると、
常に緊急で重要度の高いことに追われて、
余裕ないししんどいし、お客様も満足しないし、
いいことないんですよね。


↑最近まで
毎日こんな感じでしたが……。

常に追いかけられて
全力ダッシュみたいな。

そりゃ仕事辛くなりますよね(笑)。



今は、そのお客様や、
最近ががっと増えた数社の新卒採用のお手伝いで、日々テンポよくお仕事ができつつあります。

と言っても、レベル的にはまだまだですが、
お客さんに成長させていただいてる。本当にありがたいです。
もちろん、共に案件進めているリーダーやデザイナーさんにも感謝です。

そして、素直にそう思えることにも、本当にありがたいと思う。




あと今日は、明日の新規案件の訪問に、急遽代打の指名を後輩から頂きました。
そのために、一から手書き12ページの冊子のラフ案を作ることが今日のミッションで。


その後輩の期待を裏切りたくないし、
せっかくやるならそのクライアントをびっくりさせたいと思って。

11時すぎに帰宅して、
即熟考のち集中で、
マンガを四本。
先ほど書き上げました。


疲れました。

けど、その後輩に写メで報告したら、すごい喜んでくれて。

私も、すごい嬉しくて。

午後の訪問だし、
別に明日の午前中にやってもいいことだったけど、
明日、見てもらったら、
手直しもできるしね。

安心です。


うちの会社の行動指針に、スピードを優先するっていうものがあるけど、
やっとちょっとわかってきた。

70パーセントのもんでも早くあげれば、残りの時間で100パーセントまで持っていくことは容易。


やってみてやっとわかったわ。


明日もがんばります。



では、
また明日!



♥ 今日から霜月!!!!
♥ 外が冷たい、いい匂い!