今日は、空港の施設担当の部長にインタビューをして、リニューアルした羽田空港の秘密をたくさん聞いてきた。
羽田空港第一ターミナルは昨日、大がかりなリニューアルが完了して、それを社内報で取り上げるためだ。
コンセプトは、
羽田空港のユーザーの多くがビジネスマン、空港は様々な“巷”が集まる場所、とのことで
使う人が日本らしさを感じて誇らしくなり、元気になるパワースポットのような場所にしたいと思ってつくったらしい。
部長の話は日本の歴史や文化、哲学に根付いていて、話しててめちゃめちゃ面白かった。
必死になって、
つまりこういうことですか?
○○というのは、××という意図だと思いますがいかがですか?
と合いの手を打って、話を広げた。
印象的だったのは、空港を日本家屋やミュージアムに見たてていると言われたところ。
明かりは自然光、
異例のダークブラウンの床、
6つの巨大な屏風があり、
壁は障子やカーテンを模しています。
陰影礼賛、禅、おもてなしの精神で空港が作られてるなんて。
やっぱり、侘び寂びは、私たちの共通マインドなのかしらと思ったり。
もっと日本のことを知らないといけないな、と思わされたし、意図やこだわりを持って創ったものは、見る人を唸らせる物をもっとるなぁ・・・!と感じた。
例えそれが自己満とか独りよがりといわれてもいい。
リーダーの壮大な自己満がないと、出来上がったものは何の変哲もないどこにでもあるようなものだろうし。
これはうちらの仕事にも何にでも言えますよね。
それをやるためには、とにかく四六時中考えること!
お客様はどんな人?
羽田空港をどうしたい?
どんな気分になってほしい?
何を価値にしたい?
部長の話し言葉からたくさんの自問自答が見えた
すごい良い日だった。