2011年11月7日月曜日

採用の手助けということ

この夏以来、昨年は中止していたけども2013年度から新卒採用を再開するということで、そのコンセプトメイクやツールを作成するお仕事が立て続けに何本も指名で入っています。


かつてお付き合いした企業がまた新卒採用を始めるということと、
また自分を指名してくれることにダブルで嬉しくなる。


採用スタートっつってもいろいろあって、
予算減からこれまでと大幅にブランディング方法なりコンセプトを変えざるをえないクライアントから、

やり方はほぼ変えずツールのメンテナンスのみ依頼されるクライアントまで様々。


その中の一社は、採用のスタンスから大幅に見直しという依頼やった。

なんと採用活動そのものをコンサル&必要なツール(入社案内とか)は制作してほしいとのこと。

そのクライアント、もともとは学生に打ち出すキーワードのご相談のみでしたが、話していくうちに、キーワード、そしてパンフやビジュアルの話だけでは収まらなくなって、当然のように

説明会で何を伝えるべきか?

とか、

どんな人物をターゲットにするべきか?

とか、

競合の打ち出し方、グループ内での立ち位置、採用担当者の言葉遣い、社長をどう登場させるか?

などなど、本質的なところに
話は及んでいったわけですよ…。

というか、そうするのが当たり前なんですが、業務に追われてたり本質から逃げてると、単純なデザインとか印刷の仕事で満足してしまうんですよね。

※…私もそうでした……。



先方とはかれこれ5年の付き合いで、メインの担当者さんはめちゃめちゃできる課長。若手の担当者さんに本格的に採用担当をバトンタッチということで、その方の意見を引き出し、汲み取り、表現することがかなりキモでした。


わたしも採用担当をやるからわかるんやけど、自分の腹に落ちないものは絶対使いたくないんですよ。

だから、クライアントと、サポーターであるわたしとの間で、
お互い納得いくように、誤解がないように、

つまり、こういうことですよね?

とか、

〜ということは、AとBだったらAということでしょうか?

とか、コミュニケーションを緻密に重ねていき、やっと今日!採用のコンセプトと、ウェブの見せ方、コミュニケーションツールのコンセプトが決まった!!!


詳しくはまだ出せないですが、これはおもしろいことになりそうです☆


このプロジェクトで思ったのは、やっぱり相手となるべく同じ立場に立つことがめちゃめちゃ大事やってこと。

いや〜、採用担当やってなかったら思いつかないことばかり。

うちの採用担当リーダーにもナイスアドバイスもらえたしなぁ。

採用ってほんまめちゃめちゃ大事やで、ありがたいよなぁ…。



午後はまた全然別の企業の採用パンフレットの取材撮影!

これは主に1人で行いました。
これも学生や採用担当者の立場にたって、

何をここで伝えたらなあかんか?

来年、これが配られる頃の学生やったらどんな情報がほしいか?

この企業だからこそ言えること、
言えるトーンはどんなんか?

表情は?

ポーズは?

写真はカラーがええの?
モノクロ?


頭フル回転ですよ…。

もう数社、サービス業の採用支援、
やりたいな〜。
めちゃめちゃ勉強になるもん!


というわけで終了!

まだ描かないといけない長編のラフが二つありますので、ここらへんで!



ほなほな、
また明日!


写真は暑い暑い品川にて。

明日から寒いらしいすね〜!
みなさーん、
気をつけて〜!