お久しぶりです。
今日はあるクライアントの社内報の外部取材ということで、
代官山蔦屋書店(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の広報の方と
旅行のコーナーのコンシェルジュの森本さんを取材しました。
代官山蔦屋書店は、
50代以上のプレミアエイジに向けた
知的好奇心を刺激する
大人TSUTAYAとして大人気ですが、
そこには30名以上のコンシェルジュがいるんです。
2000人の応募を勝ち抜いた、
選ばれし、
本・映像・音楽の専門家。
森本さんはもと百カ国以上を旅するトラベルライターで、
物書き歴35年、読書歴42年の63歳。
コンシェルジュは、
仕入れから売場企画、接客までやられます。そうすることで、お客さんに最適な本をオススメすることはもちろん、代官山蔦屋書店らしさを形成しています。
森本さんが作った本棚は、ガイドブックが足元に地味においてあって、
目の高さには国別の関連本。
ふつうの本屋には旅行書といえばガイドブック(○○の歩き方、る○ぶ)しかありませんよね。
もっとその国のことが知りたい、他にもいろいろな本を読んでみたい!と思ったことはありませんか?
たとえばその国の暮らし、歴史、政治、音楽、建築、地理、文学、言語…など。など。
〜に旅に行くからなにかいい本ありませんか?と聞かれて接客するそうですが、
森本さんさんは、
お客さん一人一人にヒアリングして、ときに想定外の本も提案することがあるそう。
私だったら歴史、音楽、文学、ファッションあたりがツボだな、
という感じで。
心に残ったのは、決して売ろうだとか、利益を取ろうとは思わず、
純粋に旅の素晴らしさ、異文化交流の素晴らしさを伝えるために
その人のためになることをするといったことと、
日本一のトラベル分野のコンシェルジュになりたいと言われたこと。
割愛しますが、森本さんはお休みの日もアクティブでした…
いやー、森本さんのファンになっちゃいました。
専門性を高めて唯一無二の価値を作る。これからの小売・サービス業の方向性のヒントも見えました。
コンシェルジュは、森本さんのほかに料理、文学、アート・建築、車・バイクなど6分野におられます。
シフトはあるそうですが、会って話せば、きっと、ファンになるはずです。
近郊の方は、代官山蔦屋書店へ。ぜひぜひ。
二階ラウンジのチャイも美味しいですよー★