2014年11月20日木曜日

だんじりおかたづけ

先日日曜日、お世話になった西の川原のだんじりを皆で解体しました。

私は途中をちょっとだけ見せてもらっただけやけど。

去年まで市外にいてこんなもんも見る機会がなかったので、地元の人らからしたら「こななんが珍しいん?」って様子も超貴重に感じました。

作業開始から約2時間、もう大方バラされている笑

この中にバラしたパーツを入れます
しかしこれどうやったの?

埃を払ってから天日に干して乾燥させています。
釘一本使ってないのがわかるよねぇ。
壱弐参四と同じ場所に印が。

西の川原の胴板は珍しい3層構造。メイン、盛り上がり部分、奥行き部分が分かるかな。
9年さわって初めて知りましたが。笑

水引幕もご近所の塀にかけて干します!

検量証明書と大工(近藤木工)さんのサイン。
うちの680キロだそう。だいたい500〜750キロって聞くから、重い方だと思う。

防虫剤を華麗に振りまきながら、場所ごとにまとめたパーツをざくざくと木の箱に格納していきます。


ほか、提灯や団旗、旗の軸など周辺の道具もメンテナンス。

最後はお弁当!
私は抜けたけど、みんなはこの後も作業を続けました。



そうそう、お祭りで撮ったこの写真、


気に入ってくれた自治会のある方に頼まれ、引き伸ばして額装しました。
すっごい喜んでくれて、私も嬉しいや へへへ

(追加注文あざます♡ 
つって、あたしカメラ屋さんに注文してるだけだけど)


でもこの写真、団長と副団長の1人は写ってないんです。本来真ん中に立つべき人なのに。

実は、これにはエピソードが。
これを撮ったのは15日の7時くらいかな?宮出しの直後。だんじりが列をなし各町内に帰る頃。
前のだんじりが詰まってて、私らはなかなか進めず、ちょうど鳥居のところに止まっていました。


2人が前のだんじりのところに様子を見に行くときに、団長がサラッと
「みんなの写真でも撮ってくださいや」
と言い残したんよね。



年番で、自分らが最後にお宮を出るなんてほんまになかなかない機会でした。

しかも、この時間帯にこんなに人が残ってるのは珍しい 笑(酔って脱落したり帰って寝たり、付き合いで他の地区に合流したりするひともいるからね)

「わし写真でこんなに笑ったことないわ」
って人もいて。なんたる光栄…!



中のメンバーやたまたまここにいない人らは写ってないけど、これだけの画が残せたのは幸運!
自分は入れないのにそのきっかけをくれた団長に感謝です。


写真係しんど〜!とか思うけど、こういうのがあると嬉しいですよね。


来年、最後に出る屋台はこういうの撮るべきですよ笑



それではまた。