もう軽く10日前のことになってしまいましたが…
4月12日に、私の地元である西条まつりの37台のだんじりと1台の太鼓台が
伊勢神宮に奉納されました。
って言っても市外の方はよくわからないっすよね。
一言でいうと、愛媛から三重県伊勢市に2000人近い人間が大移動して、
伊勢神宮でだんじりのお祭りをやってきたということです。
というのも、西条まつりは伊勢神宮と同じ天照大御神(古事記に出てくるアマテラスね)を祀っていて、
祭り中でも「伊勢音頭」を唄ってるんです。
昔から伊勢と西条の交流はありましたが、
今回は伊勢神宮の式年遷宮に合わせてお祝いに上がったというわけです。
だんじりが伊勢に行く、、、
祭り好きのくせに私は一度も見に行ったことがなかったのですが、
「さすがに行かなあかんやろう!」
というわけで、土曜の午後、1人電車に飛び乗りました。
もう昼前には、地元各地区が伊勢に到着し、午後から組み立てをしていたようです。
みんなね、早朝から酒盛りしながらバス移動やったらしいよ。
ええなぁ〜
私が伊勢に着いたのはこれくらい。
時計がなんか二次元だね!
東京から同じく見物に来てたなつきさんからの道しるべ!
伊勢市はいくつもの祭りを受け入れておられるのですが、
今回はえらい大規模とのことでした。
「組立場所」(左)から、外宮(げくう)(右)までだんじり,太鼓台が運行し、奉納し、参道に据えるってルートです。
とりあえず私は伊勢市駅からだんじりが集まってるところに小走りで向かいます。
すると…もう路上には伊勢の方々がスタンバイ!
うれしい!かわいい!
同じく小走りしてる親子に話しかけたりして(西条の人やった)るうちに、
一台目見えた〜!
市塚。
知ってる人いなさそうだったので、ズンズン進みます。
途中でユキちゃん(先輩)が自分を見つけてくれました!感謝!
あとね、全部車道やから。
この日は屋台優先、車両通行止めです。
ここらへんでなつきさんに再会し、
そのなつきさんを乗せ東京から一晩運転してきたよっぱらいの兵藤さんにも会え、(写真忘れた!)
川添町にひっつかせてもらって、一路外宮さんへと向かいます。
途中で提灯に火をつけて。
この時代、LEDとかじゃなくてリアルな炎というのも密かな自慢です。
駅前の交差点付近で粋なおいちゃんのブロマイドを撮らせていただきつつ。
外宮参道に入ります。
普通に普段は商店街!
伊勢の方々のお接待には感動します。
途中、止まってる時に喋らせてもらった、「根っからの伊勢っ子」のお母ちゃん。
みんな西条まつりを心から歓迎してくださっていて感動しました。
地元でやってるより、いちいち歓声が多いし(笑)
倭町(やまとまち)という近くの町の男の人が、自分らの町の法被を着て、西条の人の中に溶け込んでだんじりをかいてるシーンも見られました。
もう、ネ申です。伊勢ヤバい。
さて、奉納への道は続きます。
いよいよ外宮の入り口へ!
一時は女性は外宮内に入ったらあかんとの噂がありましたが、
だんじりをかかなきゃOKとのことでイントゥザ外宮!
この前にだんじり並びました。
奥には鳥居が。もっと奥には本殿があります。
並ぶとこんな感じ!ここは伊曾野神社か???
各地区の代表が伊勢神宮の宮司さんより感謝状を受け取り、外宮を後にします。その後はそれぞれに、差し上げたり、据えて(設置して)からは酒盛りをそこここの地べたでやったりと。
いつもの顔にも会えました!
右のお方、“あいちゃん、菅野はどこぞぉ!”と、
私がいつも祭りを一緒にする東京在住女子に電話凸。
こういう所が大好きっす。
今年も一緒に祭り出来たらいいんやが…(あやしそう)
しかしこの私の顔嬉しそすぎ
石川先輩に会うたら、私は貴重な記録係を務めます。
ブログ遅くなってゴメンナサイっ
▼初の3ショット
▼初の2ショット
とのこと。笑
それからは、川沿町のだんじりを改めて。
普段と違う町の屋台、新鮮。
彫りとか詳しいことは分からんが。。。
おつかれさまやけど、この笑顔いただきました。
最後に総々代となつきさんと記念写真です。あれ、電話中?!
一日限定にわか参加やったのに、
あたたかく迎えいれていただきありがとうございました。
そう、私は大阪に戻るため、クライマックス後にサヨウナラ〜
よく見たら警備すごかった。ご苦労様っす。。
さみしい〜(加工なし
…と、歴史的な一日(だったはず)を。
その夜、西条の皆は伊勢近辺に宿泊し、
翌日また解体しただんじりをトラックに乗せ帰郷したそう。
西条祭りというものをご存知ない方々に
この模様がどれくらい伝わっているかわかりませんが、
実感したのは、
結局西条の人らは祭りを愛し、
祭りで人や地区がつながり、
なんだかんだで祭りを中心に生活が動いてるなあ
(外から見たら非常に不思議)…ということと、
その親分である伊勢神宮は、やはり強力な力、
―人を動かす力、神々しさ、圧倒的存在感―
を持っているということでした。
半年後の例大祭が今から楽しみです!
★ O Ma Ke ★
今時そろばん!!!!